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今回のメールは、もう、本物と見分けがつかないウイルス付きのメールです。
添付されていたZIPファイルの中には、FPC 543086121301.pdf.exe というファイルが入っていて、これは昨年出現した少し古いタイプのウイルス (TSPY_BEBLOH.AAACV) でした。
このウイルスに感染すると、Internet Explorer(IE)のゾーン設定を変更し、C&CサーバーへパソコンやLAN内の情報を送信する動作を行うとされています。つまり、情報漏えいにつながる振る舞いをするということです。
実際には、添付されているZIPを解凍するのは控えたほうがよいでしょう。
知っている相手から事前に「添付ファイルを送ります」という連絡を受けたうえで送られてきた添付ファイル以外は開かないほうが無難です。
そのうち、パスワード付きで固めたウイルス(解凍用パスワードは本文中に記載)を添付し、ウイルス対策ソフトをくぐり抜け、受信者に解凍させないと、その内容がわからないというような手法で送ってくるようになるかもしれません。十分ご注意ください。
当社では、対象地域の法人様向けに、統合型のウイルス対策ソフトの導入支援などの「セキュリティ対策サービス」を有償で提供しております。
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